当院の理念・基本方針

1. 患者さんの『これまで』や『その後』を見据えた医療を提供します

その場しのぎのように刹那的な治療をするのではなく、患者さんの『これまで』や『その後』を見据えた医療を提供していくことを心がけております。眼だけに着目するのでは無く、全身疾患や精神的な問題との関連も視野に入れた、全人的な医療を目指します。時には薬を出さないこともあるかも知れません。それは薬だけに頼らず、日々の生活習慣の改善などを通して、その方に最も合った方法で一緒に治療していくことを選択するからに他なりません。こうした患者さんに寄り添った医療を提供するということは、地域医療に携わる者としては当然のことと考えておりますし、いつ行っても安心してお任せ出来る医院でありたいと、切に願っております。
あらゆる年代に対応する、正確な検査と診療を提供します。お子さまからお年寄りまで、安心してお越しください。

2. 無駄な検査や診療は行いません

頻繁に通って検査を受け、投薬を受けていれば安心される患者さんも中にはいらっしゃるかもしれません。しかしそれは、保険診療の濫用とも言うべき事態であり、貴重な患者さんの時間や金銭を奪うだけの行為と考えております。中には集中的なケアを必要とされる方もいらっしゃいますが、その他大勢の方にそこまでの過剰な診療は、本来必要のないものです。病気は患者さんが治そうとするのを、医者はそっと手助けするのが本来のあり方だと考えております。頻繁に来院させて検査漬けにすれば、きっと医院は大きくなるのかも知れませんが、反面、医師としての矜持はどんどん小さくなっていくことでしょう。『必要なときに必要なだけ』これが、当院の目指す診療のあり方です。

3. 正確な検査や診断を追究します

視力検査ひとつを取ってみても、施設が違えば結果は異なるものです。『施設間バイアス』と言います。疲労や疾患等の患者さんの状況を考慮せずに、流れ作業のように検査をすれば自ずと結果は狂っていきます。そのような事態にならないよう、当院では視能訓練士(ORT)の教育に心血を注ぎ、おかげさまで現在では視能訓練士の学校から数々の実習生を受け入れて教育を施しております。

4. 専門施設との強固な連携を築いています

患者さんの中には、当院では対応できない重症例や難治性の疾患をお持ちの方もいらっしゃいます。当院では大学病院等、各専門施設の得意な分野を把握しており、必要に応じて紹介・受診して頂いております。可能な限り、予約等まで含めてサポートさせていただき、専門治療が終了した後は、その後の経過をしっかりと管理させて頂いております。

5. 患者さんと『家族』『友人』のように歩んでいきたい

当院の特徴、というよりは院長の願いです。時として院長の話が長かったり、余計な話を聞くことがあるかも知れません。もし患者さんが『家族』や『友人』であったらなら、疾患や薬のろくな説明もせずにお帰しすることがあるでしょうか。言葉を尽くして、時には励まして、笑って、共に病気に立ち向かっていこうよ、とするのではないでしょうか。ついつい時間が掛かってしまい、お待たせしてしまうことが多いかも知れません。しかし『家族』や『友人』を蔑ろにして良いとは、どうしても思えないのです。

院長プロフィール

院長  
猪俣 公一   Koichi Inomata M.D. Ph.D. 
日本眼科学会専門医 医学博士

所属学会:
日本眼科学会
日本眼科医会
日本網膜硝子体学会
日本神経眼科学会
臨床視覚電気生理学会
日本小児眼科学会
日本弱視斜視学会

資格:
医学博士
日本眼科学会認定 眼科専門医
身体障害者福祉法第15条指定医
難病指定医

略歴

2002年駿河台日本大学病院眼科(研修医)
2003年日本大学医学部附属板橋病院眼科(研修医)
2004年駿河台日本大学病院眼科
2006年東京医療センター感覚器センター 研究員
理化学研究所脳科学総合研究センター脳統合機能研究チーム 客員研究員
2008年同愛会病院眼科 医長
2009年駿河台日本大学病院眼科 助手
2010年駿河台日本大学病院眼科 助教
2012年中野眼科 院長
2012 年日本大学病院 兼任講師
2020 年日本大学病院 研究医員

医院概要

医院名中野眼科
住所〒164-0001 東京都中野区中野 4-3-1 なかのサンクォーレ地下 1 階
電話03-5942-7550
FAX03-5942-7551
ホームページhttp://www.eye-nakano.com
診療内容白内障、緑内障、結膜炎、糖尿病網膜症や網膜剥離などの眼底疾患、レーザー治療、
ドライアイ、流涙(涙目)、飛蚊症、弱視や斜視などの小児眼科、近視矯正治療、眼
鏡処方、コンタクトレンズ処方

受付・診療時間

スタッフのご紹介

視能訓練士 3 名、事務員 2 名体勢で、皆様に安心して受診して頂けるようにホスピタリティや研鑽を日々、心がけています。眼鏡やコンタクトレンズだけでなく、眼のことで何かお困りのことがあれば、何なりとお声がけください。

中野眼科の特徴

1. 専門性

眼科に特化した診療所であるため、眼の健康に関連するさまざまな疾患や問題に対する専門知識を持っています。院長は網膜硝子体疾患を専門とする病院で長年研鑽し、日常的な疾患から難病まで幅広く対応しております。また、大学病院との強固な連携を築き、最後までサポートできるよう務めています。

2. 正しい診療情報の提供

現代の保険診療では、大した説明も無いままに投薬・治療を流れ作業のように繰り返さないと経営が成り立たない状況のため、多くの患者さんが「何のために、どのような治療をしているのか」を知らないままであることが多いです。当院では少しでもそのような状況を変えたく、なるべく分かりやすく丁寧に説明をすることを心がけております。そのため診療時間が長くなり、お待たせしてしまうこともあると思います。

3. 最新技術の採用

先進的な医療機器や技術を導入することで、患者さんに対してより高度で正確な診断と治療を提供できるよう務めています。

OCT(光干渉断層計)

網膜光凝固装置(レーザー)

光干渉式眼軸長測定装置
AL-Scan

4. 利便性

商業施設と同じ敷地内にあり、施設の駐車場(有料)が利用できます。また、駅から徒歩5分と交通の利便性を確保しています。中高年の方にもご利用頂けるようにコンタクトレンズは遠近両用タイプや乱視用タイプのものまでご用意し、一方で小児の弱視治療や近視進行抑制治療を行うなど、あらゆる意味での利便性を追求しております。

5. 医師やスタッフの経験

医師やスタッフの経験や専門性を高めるために、教育・研修に力を入れています。近年では国家資格である視能訓練士の学生実習も請け負い、眼科検査の質を向上させるべく精進しております。

視力検査

屈折検査

視野検査

6.隠れ家的存在

当院ではあまり広告・宣伝に力を入れておらず、当院に来院される方のほとんどは患者さん同士の口コミか調剤薬局からのご紹介です。施設の地下一階、目立たない場所に構えておりますので、開院から10年以上経っても「ここに眼科があったなんて」と言われることもしばしばです。JR中野駅から徒歩5分と至近距離にありながらも、繁華街の喧騒から離れ穏やかな場所に佇む、眼の健康を大切にする特別な場所として、これからも地域医療を支えていきます。